受験英語研究所〜第一志望を突破せよ!!〜

大学受験 勉強方法
受験英語研究所

受験英語研究所とは……

予備校講師大学受験用参考書編集者などの勉強会です。効率的勉強方法を行い、偏差値上位大学合格するかをテーマにしております。インターネット上での活動をメインに行っておりますが、今後は参考書などの書籍執筆活動にも力を入れていきたいと考えております。一方的に大学受験に関する情報提供するのではなく、皆さんと情報交換しながら、お互いに成長できるような関係の構築を目指しております。

受験英語研究所お薦め参考書&書籍

■「学歴ロンダリング」実践マニュアル―最短で憧れの学歴を手に入れる方法
■学歴ロンダリング(光文社ペーパーバックスBusiness)
■合格風水
■大学入試センター試験実戦問題集英語 2011年版(大学入試完全対策シリーズ)
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■マーク式総合問題集英語 2011(河合塾シリーズ)
■センター試験過去問速攻英語・読解系 2011
■センター試験過去問レビュー英語 2011(河合塾シリーズ)
■センター試験過去問速攻英語・文法系 2011
■私の東大合格作戦 2011年版(YELL books)
■私の京大合格作戦 2011年版(YELL books)
■私の早慶大合格作戦 Part1 2011年版(YELL books)
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2007年度版 !がんばれ大学受験生

君たちにとって一番大切なのは自分が合格すると信じることだ!

 受験勉強においてもっとも基本となることは、「自分が合格する」と信じることなんだ。ところが、合格すると信じて勉強している受験生はきわめて少ないんだな。

 大学受験なんて、一定の時間でどれだけのことを処理できるかのコンテストみたいなもんなんだ。まぁ、大学受験を控えている君たちにこんなことを言っても、「えっ?」なんて言われかねないけどね。でも、一部の特殊な大学を除けば、特別な才能が必要とか言うもんじゃないんだよ。

 英語に関してだけど、単語集1冊と文法の問題集1冊、それと、長文の問題集を何冊かやれば、そこそこの大学に入学できるんだよ。超のつく一流大学に入りたいのなら、これに何冊かプラスすれば良いだけの話であってね。

 今、君たちの前にある英語の問題集積み重ねてごらん。入試に必要な分量なんて、10cmにも満たないんだ。それだけの分量をマスターできれば合格するんだ。にもかかわらず、合格することを信じられないなんて、どうかしていると思わないか?

 来春は合格すると思って勉強してほしい。そうすればきっと合格できるのだから。

「うちの高校じゃ」なんて弱音を吐くな!

 一番見込みの無い受験生と言えば、「うちの高校からその大学に入った先輩はいないから」って言うタイプ。

 進学校って言われている学校は確かに有利だ。授業がどうのこうのよりも、周りが受験勉強する雰囲気になっているからね。また、参考書や問題集の情報、予備校の講習内容など、効率よく勉強できる情報が、耳に入ってきたりしてね。でも、それだけの話なんだ。

 参考書や問題集の情報なんて、進学校に通ってる高校生御用達の本屋に行って、彼らの話を立ち聞きするだけでも情報が入る。予備校の近くの本屋に行っても、予備校生の話を立ち聞きできる。英語だけなら、僕のページに事細かに書いてある。予備校の情報だって、有名な先生なら、参考書からだいたい察しがつく。今は、「講義調」の参考書が多いから、なお更だ。

 うちの高校からその大学に入った先輩がいないことは、高校がそうさせているんじゃなくて、君たちが決め付けているだけなんだ。

 もし、大学側が、高校別のセンター試験平均点をもとにして、学生の選抜を行うのなら、普通の高校に通っている受験生にとっては致命的になる。だけど、そんな話は聞いたことが無いし、これからも聞くことはないだろう。

「高校の授業がよくないから」と言うかもしれないけど、授業なんてそんなに差があるもんじゃない。もし、授業がだめなら、参考書がたくさんあるじゃないか。それを使えば良いだけの話だ。

「うちの高校じゃ」なんて言うのは現実逃避に過ぎない。三流高校から超一流の大学に入ってやろうって気構えを持つようにしてくれ。

自分の限界を勝手に決めるな!

 これは前の話の続きみたくなるんだけど、自分自身で勝手に限界を決め付けている受験生って、どうしてこんなに多いんだろうな。「僕はこれしか能力がありません」なんて情けなくないか?

 一部の大学は素質が求められるし、また、長い期間のレッスンが必要な場合もある。上野にある大学なんかそうだよな。1年や2年勉強したところで、歯が立たないな。でも、こんな大学は極一部であって、大学に入るにはたいした能力は必要じゃないんだ。

 ろくに勉強もしてない段階で、自分の能力を決め付けているんだから、僕に言わせれば開いた口がふさがらないってもんだ。

 偏差値が低いなんて、はっきり言えば、きちんとした勉強の方法を知らなかっただけなんでね。ラケットの握り方も知らないで、テニスやっていて、全然上達しないなんていうくらいのレベルなんであってね。

 そんな低い次元で、自分の能力を決め付けちゃうなんて、どうかしているよ。

今の偏差値で受験する大学を選ぶな!

 12月くらいになればわからなくもないんだけど、今の偏差値で受験する大学を決めている受験生って、多いよな。

 でも、そんな考えでいたら受かるもんだって受からなくなる。だって、成績伸ばそうとして勉強していないんだも。現状維持だって、出来るはずないよ。

 それに偏差値って言っても、絶対的なもんじゃないんだ。日程の関係で、レベルの高い受験生が特定の模試に集まったりすることもあるし。また、模試の問題の傾向が、君たちが受験する大学と一致するとは限らない。限らないじゃなくて、センター用の模試、一部の冠模試を除けば、一致しないって言った方が良いだろうな。

 それをあたかも絶対的な数字であるかのように、偏差値の前にひれ伏すなんて、どうかしていると思わないか?偏差値なんて、その問題に対する評価であって、模試の復習を徹底的にやって、全部理解すれば、満点を取ったのと同じようなものじゃないか?

 偏差値なんてその程度のものなんだ。君たちの人生を決めるための指針になんかなりゃしないんだ。そのことよく考えてくれ!

 模擬試験については、模擬試験徹底活用講座に詳しく書いてあるので、そちらを参照してくれ。きっと、模試に対する考え方が変わるから。

行きたい大学を好きになれ!好きになれる大学を受験しろ!

  これは僕が受験生のときに先生に言われたことなんだ。「行きたい大学を好きになれ」「好きに慣れる大学を受験しろ」って。

 大学は4年なり、人によっては5年なり過ごす場所なんだ。おまけに後の人生に影響を与える度合いと言ったら、高校とは比べ物にならないくらい多い。この表現が良いか悪いか別として、現実であることに違いが無い。

 好きでもない大学で、4年間過ごすことを考えてほしい。偏差値だけで、自分の限界を決め付けていたら、好きな大学なんて入れるはずもないし、入学した後でも好きになれるはずも無い。好きでもない大学で、なんとなくでも4年間を過ごせれば良いけど、劣等感を持ったまま、4年間過ごす羽目にならないとも限らない。大学に入ってから分かる現実ってのもあるからね(ここに書くとクレームが必ずつくから書かないけど)。

 それと、凄い言い方になるけども、ろくに勉強もしないで、偏差値だけで決定して入学した大学なんて、下手すれば10年後なくなっている場合だってある。子供が少なくなっているのに、第二次ベビーブームのバブル期にどんどん建物だけは建てたから、つぶれる大学が出てきたって不思議じゃないんだ。

 つぶれるような大学じゃ愛好心なんて生まれやしないだろうけども、自分の行った学校が無くなるのって良い気分じゃないことには違いない。とにかく自分が4年間通うわけだから、好きになれる大学に入ってくれ。やれば出来るんだから。

大学受験に目的など必要ない!

 前回、「好きになれる大学を受験しろ!」と、言ったけども、「そんなこと言われても...」って受験生の方が多いはず。今回はそんな受験生のためのお話。

 多くの元受験生が目的など持たないで大学に入っているはずだ。「目的はあるよ」と言う受験生だって、その多くが、つじつま合わせの目的もどきだったりする。それはそれで大いに結構なことだ。

 じゃ、目的って何なんだい?就職のための職業訓練なの?大学って職業訓練校じゃないよ。例を挙げるなら、経済学部で経済勉強したって、理屈通りにマーケットは動かないよ。理屈通りにマーケットが動けば、銀行の経営があんなに不安定になるわけ無いじゃない。教育学部で教育学を勉強したって、理屈通りに生徒はならないよ。英語教授法勉強して、そのとおりに実践すれば、生徒のみんなが英語が出来るようになるの?職業訓練校としては、一部を除いて、大学は、機能しないんだよ。

 やりたい研究をすること?第一、18歳くらいで研究対象がわかるの?自分はこれをやるんだって目的意識は良いとは思うけど、視野を狭くしてることにならない?君たちが知らない分野でも、面白い研究対象はいくらでもあるよ。それを見つけようとはしないの?

「とりあえずに大学に行って」って考え方、すっごく大切だよ。だって、大学の4年間で、やりたいことを見つければ良いんでさ。大学って、入ってみなければわからない部分って、結構あるから。それからだって遅くはないよ、自分のやりたい研究対象を見つけるのって。

定期テストは君たちにとって評価テストではない!

 ここから少しの間、推薦入学を狙わない高校生を対象にして書くことにするので、そのあたりのことを考慮して読んでほしい。

 推薦入学を本気で狙う受験生と、一般入試で入ろうと考えている受験生とでは、学校で行われる定期テストの持つ意味合いはまるで違うものなんだ。簡単に言うと、推薦入学派にとっては、定期テストは、「査定」なんだ。大学入試に影響する。しかし、一般入試で入ろうとしている受験生にとっては、定期テストは「査定」ではないんだ。このことに関しては次のページから述べるけど。

 一応、定期テストの結果で、学校が君たちを評価していることになるんだけれども、そんな評価は、一般入試志望の君たちにとって何の関係も無いんだ。だって、ほとんどの大学が、調査書なんか、形だけで提出を求めているだけなんだから。高校の成績がよくたって、高校を卒業しちゃえば、誰も誉めてくれないしね。

 どう評価されたって、後々影響を受けない評価なら、気にする必要など無いんだ。教師には文句を言われるだろうけども、そんなものは聞き流せば良いんだ。

 それよりも、定期テストの大切な使い方があるんだ。次の話を読んでくれ。

入試に必要な科目は定期テスト対策の勉強をするな!

 僕の考えから言うと、そこそこやる気のある受験生にとっては、定期テストほど邪魔なものはないだろう。入試に必要の無い科目のために時間は取られるしね。

 そこで、少しでも受験を楽にするために、入試に関係のある科目は、定期テスト対策なんかまったくしないことだ。模擬試験のつもりで受験するって言うことだね。受験科目にある教科なら、普段から勉強しているはずだしね。そう、定期試験と入試がある程度は直結していることになる。わざわざ、訳を丸暗記したり、解答を丸暗記したりする必要もないだろう。もし、訳とか解答を丸暗記しなければ、定期試験が歯が立たないって言うのなら、はっきり言って、日ごろの勉強不足の証拠だ。受験生としては論外だよ。

 それともう一つ大切なことがある。入試直結科目を勉強しないで定期試験を受けるってことに付いて。それを次のページで述べることにする。

定期テストはこう使え!

 定期テストで査定されていると思うから、試験が憂鬱になるんだ。査定と勘違いしているから、いつまでたっても問題が解けるようにならないんだ。これは前にも言った。そこで見方を変えれば良い。

 どんな風に変えるかって言うと、「弱点を見つけるための無料の模擬試験」って具合にね。教師たちに査定されているんじゃなくて、自分の弱点はどこで、どこを補強すれば良いのかを見つけるんだって。

 弱点を見つけるってことに関すると、試験対策をしないで受けることが大切になってくるんだ。範囲が限定されている定期試験なら、ちょっと勉強すれば点数が取れてしまう。英語に関して言えば、訳を丸暗記しちゃえば、訳の問題なんて、構文が理解できてなくても、文法が分からなくても、「この辺の英文だからこの訳を当てはめれば良いだろう」って具合に。

 それで、点数がもらえるだろうけど、恐いのは、訳の丸暗記で点数をもらえたことを、「出来る」と勘違いすることなんだ。実際理解していなくても、しっかりと記憶が定着していなくても、点数が取れちゃうのが、定期試験の恐いとこであってさ。理解して取った点数なら、応用が利くから、入試に直結するけど、訳の丸暗記で取った点数なんて、何もならない。残るのは、「僕は勉強が出来るんだ」って言う勘違いだけでさ。

 だけど、試験対策をしないで受ければ、理解していない問題、覚えていない問題は出来るはずも無い。出来る問題と出来ない問題がはっきりするんだ。そして、出来ない問題を重点的に復習して自分のものにすれば、入試で、形を変えて出題されても、解けるんであってね。

 定期テストは、自分の弱点を見出すための試験だってことを自覚していれば、かなり役に立つんだよ。ただで弱点を見つけられる模擬試験を受けられるわけだからね。

入試に必要のない科目は赤点を少しでも上回れば良い!

 今度は入試に関係の無い科目をどう処理すれば良いかって話をしよう。

 ずばり「赤点を足らない程度に勉強する」の一言に尽きる。

 高校なんて、普通に出席してさえしていれば、とりたてて問題をおこさなければ、卒業させてくれるだろう。退学者や留年生を大量に出したりすれば、高校だって世間体が悪いしね。定期テストなんてその程度のものなんだから、入試に関係の無い科目は、赤点を取らないことを目標に勉強してくれれば良いんだ。

 入試科目に関係の無い科目で、良い点数を取ったところで、その教科担当の先生に誉められるくらいだろう。別に誉められたからって、何のメリットも無い。多少は嬉しいかもしれないけどね。むしろ、入試科目に関係のない科目で良い点数を取るってことは、入試科目の勉強j期間を削って勉強しているわけだから、入試って言う観点から考えると、百害あって一利なしってことにもなるんだ。

 ただ、「教育と言うものは」とか「学校と言うものは」とか、言われちゃうと、僕としては「ごもっとも」言わざるおえない。タテマエであっても、それが正論だからだ。しかし、僕のページは大学に入ることを目的としたページなので、その辺の議論は勘弁して頂きたいし、するつもりも無い。

定期試験を楽しむのは3年の1学期の中間テストまでにしろ!

「俺は定期試験なんか楽しんでないぞ!」って言われるかもしれないけど、話を最後まで聞いてくれ。

 大学を受験しようって言うくらいの高校生は、けっこう定期試験を楽しんでいるものなんだ。コピーを取ったり、「あの先生だからこれは出そうだな」とかって、友達と予想したりね。また徹夜で勉強して、「ああ、これだけ勉強したんだ」って充実した気持ちになったり。君たちにはまだこれを楽しみと理解できない者もいるかもしれないが、後1年もすれば、理解できるはず。

 そして、定期試験の何よりの楽しみは、試験終了後の開放感だろう。友達と遊びに行ったり、今までの寝不足を取り返したりと。こんな楽しい思いは、高校生の特権とさえ言えるだろう。

 だけど、この開放感が受験にとっては大敵なんだ。特に、高校3年の1学期の期末試験で得られる開放感がね。まして、目の前に高校生最大のイベントである夏休みが待っている。しかも、実際の受験までまだ時間がある(って、思っているだけだけどね)。

 しかし、期末試験が終わってからの50日間って、学校のカリキュラムに左右されないで、自分の勉強を出来る大切な期間なんだ。現役にとっては、弱点を補強できる唯一まとまった時間であるとさえ言えるだろう。期末終了から夏休みの期間をどう過ごすかで、秋からの体勢に大きな影響が出来るのは間違いないんだ。

 本気で、志望している大学に入りたいのなら、僕は敢えて言う。「定期試験を楽しむのは、1学期の中間テストまでにしろ」と。テスト後の開放感は今まで何度も楽しんでいるのだから。

推薦入試を狙うのならば

 このページを読んでくれている高校生の中には、推薦入試を本気で狙っている者もいるかもしれない。そんな高校生のためにお話しよう。

 推薦入試で成功しようと思ったら、まず第一に、先生に気に入られることだ。それも君の学年で力のある先生に。誰が力があるかどうかって、普通の高校生ならわかるだろう。そういう先生を見極めて、いろいろと勉強の質問したり、相談したりしてね。相手も人間だから、自分に慕ってくる生徒には、評価は甘くなる。さらに付け加えるならば、「おっと」この先を書くと必ずクレームがつくから書かないことにしよう。

 そして、自分の苦手科目の教師とも仲良くなることだ。ちょくちょく質問に行けば、テストの点数が低くても、「あいつは普段努力しているからな」と言う、きわめて日本的な発想で、評点がワンランクあがる可能性も決して低くはない。

 授業は予習重視で望むこと。教科書ガイドを使って、質問されると想定されることを、きちんと下準備しておくんだ。その際、理解しているとかしていないとかは関係ない。覚えているかどうかも関係ない。質問されたことに答えられれば良いんだ。一歩進んで、下準備で答えられる事項なら、自分から積極的に発言すのも良いだろう。確実に答えられるのだから、査定があがること間違いなしだ。これだけのことを実行しさえすれば、君の評価は高くなる。たとえ定期テストの出来が悪くても、「普段一生懸命やっているからな」と、下駄を履かせてもらえることもあるかもしれない。

 はっきり言って、推薦入試って言うのは、きわめて日本的な制度なんだ。仕事が出来るとか出来ないよりも、上司とうまくやれるかやれないかで、出世が決まってしまうようなサラリーマン社会の学校版みたいなね。言い換えれば、能力よりも人間関係を重視するってこと。

 だから、大人の社会じゃ接待とかが問題になっちゃうわけ。高校生にとっての接待にあたるものと言えば、質問に行くことと予習をきちんとして、進んで発言することってなるかな?こっちの接待は法律に触れることはないから、どんどん実行すれば良い。

 ただ、推薦入試を狙うのなら半端な気持ちじゃだめだ。入試に直結しない勉強をずっと続けなければならないわけだから、一般入試じゃ歯が立たないだろう。だって、志望大学の傾向にあわせて勉強しているんじゃなくて、学校の先生の好みにあわせて勉強しているんだから。

 クレームがつきそうなページになったけど、これが現実なんだよね。

予習に時間をかけるな!

 推薦入試を狙う高校生には、予習が大切であると言うことを述べた。それでは、一般入試を狙う受験生にとって、授業の予習はどのように対処すれば良いかこ、れから話すことにしよう。

 予習は高校教師が言うほど大切なものじゃないんだ。「そんなこと言ったって、予習してこないからしかられることがよくあるよ」と反論されるかもしれないけどね。だけど、推薦で入ろうとしないのなら、先生に怒られたって、どうってことないじゃない?志望大学の試験でどれだけ点数が取れるかで合否が決まるわけで、その先生が君の合否を決めるわけじゃないんだもの。

 予習をきちんと行おうとすれば時間がかかり過ぎる。まだ習っていないところを独学で答えを出さなければならないのが、予習なんだ。ところが、大学に合格するのに必要なものは、いかに解法パターンを知っているのかであり、いかに知識があるかなんだ。自分で答えを考え出すって言う類のものじゃない。

 解法パターンをたくさん知っている奴が受験では勝者になるのだから、自分で参考書で調べて解法パターンをマスターするのと、先生の説明を聞いて、理解して、解法パターンをマスターするのでは、どちらが多く頭の中に入れられるか、ちょっと考えてみれば分かるだろう。

 英語の50分の授業で理解できることと自分で50分かけて予習するのでは、どちらが理解できることが多いの?どちらが覚えられることが多いの?それを天秤にかければ、答えははっきりするじゃない。

 こういう事を書くと、「詰め込み教育」とか「偏差値主義」とか反論してくる輩がいるけれども、来年の春に試験制度の大改革が行われないのだから、受かる方法を教えるのがプロの受験屋ってものだろう。ページのタイトルだって、「受験英語研究所」であって、「大学入試を考える会」とか「高校教育の在り方を考える会」じゃないんだから。

試験に関係のない科目は息抜きするか内職しろ!

 高校3年にもなって、入試科目に必要のないものをやらざるおえないことがある。ただでさえ、時間の足らない現役にとって、迷惑この上ないことだよね。

 推薦を狙わないのなら、思い切って割り切っちゃえば良いんだ。入試科目に関係のない時間は、内職の時間にするって。あまり堂々とやってしまうと、怒鳴られるようなこともあるかもしれないけど、別に怒鳴られたからって、どうってことはない。頭を下げて。「これからは気を付けます」って言えばすんじゃうんだもの。

 落ち着いて内職が出来ると言う恵まれた環境にいる高校生も少ないだろうから、内職でやるものは、ノートのまとめやカード作り、単語や熟語の暗記など、思考を必要としないものが良いだろう。

教師の机の上の参考書をチェックせよ!

 都市部の進学校と地方の普通高校では、受験情報の量の違いがまだまだあるようだ。

 僕も地方の三流公立高校出身だから、受験情報を仕入れるのに、大変苦労した。参考書の選定から、予備校の選び方まで、「合格体験記」に頼らざるおえなかった。もう、だいぶ昔の話だけど、現場は当時とそんなには変わっていないようだ。

 そこで、受験に関して頼りになる先生とならない先生の見分け方を教えよう。見分け方は簡単。職員室の机の上にどんな種類の参考書があるかで、受験事情に付いてどのくらい知っているかどうか、大体察しがつく。

 まず、入試問題正解(英語なら旺文社)の最新版が置いてあること。これなくして入試の傾向は調べられないものね。これを置いていないような先生は、入試動向をきちんと調べていないと考えて差し支えないだろう。

 次に、置いてある参考書の背表紙が色褪せしていないものが置いてあるかどうか。背表紙が色褪せている参考書しか置いてないのなら、最近出版された参考書に積極的に目を通していないってこと。つまり、受験傾向に疎いってことになる。

 教師と言えども、参考書を見ずして、過去問集を見ずして、受験傾向など分からない。最近のように、いろいろなパターンの入試試験がある時代ならなお更だ。

目的もなくの補習授業や課外授業には参加するな!

 早朝や長期休暇中に、課外授業だとか補習授業だとかが組まれている高校もあることだろう。ただ、これも選び方を間違えると、時間の無駄になる。そのことに付いて今回は話そう。

 一般的に、高校で行われる課外授業は、教材と受講生との学力のバランスが取れていない場合がある。どういう基準で選んでいるのか分からないんだけども、教材が難しすぎることが多いんだよね。この難しすぎる教材に対して、徹底した予習を強要するようであれば、その講習には出ない方が無難であろう。

 それともう一つ。使用教材が終わることはまずない。課外の期間が終われば、簡単な解答を配って、後は自習しろってことになることが多いようだけども、配られる解答は教師用の解答じゃないから、その解答をもとに勉強するなんてことはまず無理だ。その解答でどうにかなるようなレベルの受験生ならば、取りたてて受験勉強する必要もないってわけ。

 更に大事なのは、先生との相性だ。自分と波長の会う先生に教えてもらえるのなら良いのだが、波長の会わない先生の授業を聞いてもたいして効果はないはずだ。それは普段の授業で実証されているだろう。

 教える側が目的を持った課外授業に、生徒も目的を持って参加するのなら、効果は期待できる。しかし、なんとなく参加するのでは意味がない。出席しろと言われて出るようじゃ、時間の無駄になる。そのあたりのことを考慮して参加するように。

必要以上に干渉してくる親には

 やたらと受験生に介入してくる親も実際にはいる。パチンコも風俗店にも入れる年齢になった自分の子供に干渉するのも問題ありと思うが、いるから仕方が無い。

 受験勉強をしなければならない時に、親とけんかして、勉強の能率が落ち込んでしまうのも、馬鹿げた話しである。もう、君たちは子供じゃないのだから、親の方を操縦するくらいにならなくてはならないだろう。やたらと干渉してくる親には、君たちが大人になって、干渉を防御すれば良いんだ。

 これから、親の扱い方、いや失礼、親との付き合い方についていろいろ話しをしたいと思う。個人差があることなので、万能のマニュアルとは言い切れないが、親との間にトラブルを抱えている受験生・現役生は、ぜひ、実行して欲しい。

とにかく勉強するふりだけでもしろ!

 親を納得させる一番良い方法は、「勉強している振りをする」と言うことなんだ。

 結果が出なくても、一生懸命に頑張っていると言う姿を見せさえすれば、大体において許してもらえると言うのが日本人の特徴だな。僕に言わせれば、何事においても結果が出なくちゃ意味が無いと思うのだが。

 子供に結果を求めるようなクールな親はそんなにはいないだろうから、トラブルを避けるためには、勉強をしている振りをするのが良いんだ。ラジオを聞いていても良いし、マンガを読んでいても良い。とにかく部屋にこもってさえいれば良いんだ。

 これで親はだいぶ安心するだろうから、多少模試の結果が悪くても、休みの日に遊びまわっていても、以前よりガミガミ言われることは少なくなるだろう。

専門家の権威を利用しろ!

 とにかく親は古い考えを基準にして、君たちにあれこれと言ってくる。勉強方法しかり、参考書しかりだ。はたまた志望大学まで口を挟んでくる。

 出来の良い近所の子が、「○○の通信添削を受けている」と聞けば、自分の子供にも、「入って勉強しろ」。超進学校に通っている近所の子が、「○○と言う参考書を使っているから使いなさい」。英語で名高い大学に通っている大学生が、「昔この参考書を使っていたから使いなさい」。

 出来の良い連中が使っているものを使えば成績が上がると思い込んでる親も多いんだ。はっきり言って、それ相応の学力があるからこそ、通信添削や参考書は生きてくるわけだ。それを考えもしないで、評判だけ聞いてあれこれ言うのだから質が悪い。

 こういう親は、自分で物事を考えるよりも、権威ある物から聞いたことを自分の考えにすりかえる傾向があるんだ。そしたら、その傾向を利用すれば良いんだ。自分に都合の良いことが書いてある雑誌や、勉強のマニュアル本、大学ガイドを親に見せれば、急に納得してくれるはずだ。

 少し布石を打ちさえすれば、親の愚痴も減るってもんだ。

レベルの低い模試を受けて親を安心させろ!

 親を安心させる一番良い方法は、模擬試験で良い偏差値を取ることだ。良い偏差値を取っておけば、多少遊びまわっていてもうるさいことは言わないだろうし、たとえ受験を失敗したにせよ、「運が悪かったから」と親は勝手に納得してくれるはず。

 さて、レベルの低い模試を受けろと言っても、どこの模試がレベルが低いのかわからない受験生もいるだろうから、見つけ方の話しをしよう。

 ずばり言って、「東大何とか模試」と同じ日に行われている模試は偏差値が高く出る傾向がある。なぜなら、普段平均点を引き上げている連中が、「東大何とか模試」の方に流れるからだ。「東大何とか模試」が同じ日にあるからと言って、偏差値がマイナスいくつって修正されて出されるわけではない。

 親の方は、模擬試験の日程とか偏差値の動向がどう変わるかまで分からないだろうから、ぜひとも試して欲しい。

 しかし、その模試で貰った偏差値は下駄を履かせた数字が出るのであって、実力で貰った数字でないのだと言うことは忘れないように。

緊急手段!勉強の出来る友達に模試を代理受験してもらえ!

 東大何とかって言う模試の裏で行われている模試を受験したところで、ある程度の学力が無いと、簡単に数字は出せないこともあるだろう。

 そんな時は緊急手段として、勉強の出来る友達に身代わり受験をしてもらえば良いんだ。頼んだ友達は、ただで模擬試験が受けられるわけだし、君は偏差値の高い成績表を貰うことが出来る。二人とも大喜び出来るんだ。

 模擬試験で良い成績を取っておけば、万が一大学受験に失敗した時、予備校のお世話にならなければならない時にでも、役立つこともある。

 ここの章で述べたことを真に受けて実行する受験生はそんなにいないと思うけれども、親との折り合いが悪くなった時には、ぜひ、参考にして欲しい。

そんなことくらい自分で調べろよ

 このホームページには、「入試に出るかもしれない英語の諺」って、大学入試に出そうなことわざをまとめているページがあるんだけれども、勘違いしている奴が多いのには悲しくなってくる。

 どういう勘違いかって言うと、

  • 「○○と言うことわざは英語でなんと言いますか?」
  • 「○○ということわざの意味を教えてください」

「おまえバカじゃないか」って言いたくなるよね。

 考えてもごらんよ。辞書があるだろ。辞書ひけばいいじゃないか。それをわざわざメールで送ってくるなんて、どうかしてるんじゃないか?

 それに言っておくけども、オイラは英語のことわざに興味なんて全然ないの。興味の基準は、入試に出るかでないかの可能性だけなんだ。とりあえず、今の段階では、入試に出る可能性のあるものを集めるだけ集めているんだけども、一応めどが付いたら、選択の作業にはいるつもりではいるんだけどね。

 みんなでことわざのことを楽しく勉強しましょうって言う趣旨のページじゃないんだから、もう少し考えてくれよな。

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